テンジン・ケンツェのブログ

南インドのチベット寺院での日々。

ギュメ寺到着とFRO

9月15日、前日に予約しておいたシャタブディ・エクスプレスに乗ろうとバンガロールシティ駅へ。駅構内には不慣れな外国人に対して「追加料金が必要だ」などと声をかけてお金をだまし取ろうとする人がいるので注意。それを無視して出発ホームで列車を待つ。さすが全席指定の有料特急だけあって時間通りに出発。しかし席の番号振りがよくわからない。横一列に5席あるのに私の指定席は9番(窓側)になっている。先に座っていた近くの席のご婦人に聞いてみても窓際の席だという。発車後も誰も文句を言ってこなかったので席はあっていたのだろう。2時間でマイソールに到着。スーツケースが重いのでバスは使わずタクシーでギュメ寺まで移動。私の不在の間も部屋はキープしてもらっていたのだが、どうやら短期滞在者に貸したようでゴミが散乱し、床に泥汚れが。その日は掃除と荷解きで終了。

シャタブディ・エクスプレス内で出た昼食

9月17日、学校事務所で外国人登録に必要な書類を作ってもらう。インドでは180日以上滞在する外国人はFRRO(Foreigner Regional Registration Office)にて入国の2週間以内に滞在の手続きをしなければならない。インターネットで調べても「こうしておけば大丈夫」という最新の確定情報は少なく、FRROのウェブサイトを見ても正直よくわからない。どの情報源も「複雑」「面倒くさい」などと書かれており不安が募る。

9月19日、朝に事務長さんが「書類が揃ったので今日午後マイソールに行ける?一緒にいこうか?」と言ってくれたので同行をお願いする。昼1時に出発し、マイソールには3時前に到着。写真が5枚必要だが足りなかったので途中の写真屋さんで焼き増ししてもらう。ワンシート20数枚で100ルピー。警察の事務所(マイソールSPオフィス)で手続きは書類の確認をしてもらってあっさりと終了。数日後に登録が完了するのでサインと書類受取にこなくてはならないようだ。ギュメ寺はモンゴルからの留学僧が多く、頻繁に手続きに来ているため事務長さんと警察の窓口の方は既知の模様。その後は買い物をしてお寺に戻る。

9月25日、事務長さんに外国人登録の書類をいつ取りに行けばいいか訪ねると「今日でもいいよ」とのことで、ふたたびマイソールへ。この日はひとりで行くことにしたのでリキシャとバスを乗り継いで行き、手続きは5分もかからず終了。ただしPAP(制限地域への滞在許可)の期限が5月までなので更新したら持ってくるように言われる。

外国人登録のまとめ(今回の場合)

自身で用意するもの:パスポート、パスポートサイズの写真5枚
1)事務所で必要書類に記入、パスポートのコピー等必要書類を作ってもらう。
2)書類ができたらマイソールのSPオフィスへ行き書類と写真を提出。
3)数日後、再びマイソールのSPオフィスへ行き書類にサインをして書類を受け取る。

普通にFRROで手続きをしようとすると事前にオンラインフォームに入力などが必要なようだが、今回は不要だった。事務所かSPオフィスで代行してくれた模様。